ここ数日、家ではずっとニック・ドレイクだけ聴いていたい気分で、だけどもったいなくって他の人のも聴いてみるんだけど、アイチュンをスクロールしてるとやっぱり彼の名前で指が止まって繰り返し聴いている。
なんていうか、彼の音が流れていて幸せでうれしくて、これからずっと聴いていくにちがいないんだけど、今ここでこんなにも聴いて、今の心象風景に同化させてしまって、擦りきらせたくない、と聴きながら切実に思っている。
心地いいのに少しふくざつ・・・。
そかべさんとかフィッシュマンズはいつ聴いてもまっすぐにぐぐーっとくるんだけど、彼とランタンパレードはほんのちょっと苦くて狂おしくなる。
:::::
久しぶりに18時台に会社を出られた日。
図書館に寄り道ついでに少し遠くまで歩いた。
歩きながらじわじわと少しひんやりとする夜の色、空気に変わっていくのを身体ぜんたいで感じる。こんな時って空気のうつろいを受け止めるのに夢中で、考えごとをしているようで何も考えていなかったり。肩が少し軽くなった帰り道。
晩ごはんはキャベツをざっくり蒸したもの、胡瓜の酢の物、ピーマンときのこの胡麻炒め、玄米。食べ終わった後に、きょうは青い野菜じゃなくって根菜を体が求めていることに気づいて切干大根を作って食べた。本当は、もっともっと泥臭い野菜が食べたかったんだけど、少しだけ満足。