嵐が過ぎ去ったあとの、なんとも風通しのいいいちにち。
朝にはハートを食べる。
夜にはゴーヤを揚げたのとひじきと大豆を入れたエスニックな炒めごはん、と長い缶のビールいっぽん。
このあいだ友人が「家でビールを飲んでいて一本で溺れた」と言っていて、この男の子は面白い表現をするなあと思ったと同時にその光景がとても掴みやすく、くすくすと小さく笑ったのであったけど、今日の夜はまさに溺れたといった感じで、いつのまにやら飲み干し、食べ干し、ベッドに転がっているという有り様。
当然のごとく変な時間に目覚めたけど、妙なくらい体と意識はすっきりとしていて、外にゴミを出しにいった。
夜が明けてきた。