金沢ひとり旅 その１

21世紀美術館にて
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出発した時、東京は雨がざあざあ降っていたのに、降り立ったそこは曇り空。
自転車を漕ぐ頃には眩しいくらいになっていた。最高気温24℃。
光と戯れた2日間だった。自転車を漕いで漕いで漕ぎまくった。
21世紀美術館は今まで行ったどの美術館よりも、アートを身近に伸びやかに楽しく感じられて、何をするわけでもなく2日とも遊びに行った。
2日目の少しだるい朝に犀川の河原を橋みっつ分往復する。郁子ちゃんを聴きながら口ずさみながら。静かさ空気の美しさ清々しさになんだかじーんとして、気付けば涙が滲んでた。
古くからの金沢、新しい金沢、たくさん見て回った。だけど、行きたいところ見てみたいところはまだまだ沢山あった。
またかならず行こう。
また行きたいなあ、ではなく、かならず、と思えた場所は初めてかもしれない。