会社でお昼の時間にきのうのまるちゃんのひな祭りの話になった。
私が会社でいちばん仲のいい子は、だんなさんが出張中の寂しさも手伝ってわんわん泣いてしまったといっていた。
時には煙たがられるほどの豪快さを持ち合わせる彼女の、こういう素直なところとかこころ優しいところが私は大好きで、愛おしくなる。

こうしておひなさまを思い出したので、桜の甘酒を。
ほんのり桜色に染まった甘酒は、塩漬けの桜のしょっぱさがふんわりただよっていて、冬というより春の味だった。