夢と魔法の国へ滞在してきました。まる半日も!普段の1週間分は歩いた歩いた。思っていたよりも人は少なく、体験してみたいと思っていたアトラクションはすべて制覇できた。朝まで遊んで酔いの残る体のまま勢いで向かった13年前のあのときのように。(そういえば、あのときも6人で行ったのだった。)
休憩のつもりで入ったイッツ・ア・スモール・ワールドで、自分でも驚くくらいの心の震えがあった。各国語で繰り返されるあの歌と、肌の色も髪の毛も服装も違う子供たちにいいしれようのないくらい単純に感動した。「世界はひとつ」なんてわかり易くてまっすぐな言葉、そしてそれを表した世界なのだろう。綺麗ごとばかりでは世界は回ることはないことは解っているつもりだけど、こんな心持が少しだけ入り込む隙があってもいい。あるはずだと思っている。
絶叫系は各2回づつ。最初は「おかあさーん・・・!!」なんて情けない叫びをあげていたのが*12回目には平気のへーで乗れるようになっていた。結構こういうの大丈夫だったのね、私。
今まで自分とは遠い世界のものだと思っていたのに、いつのまにか、こういう世界、も、斜に構えなくなっていた。不思議で、すごい体験をした気分。そう、すごくすごく楽しかったのだ。その理屈などない無心になる楽しみっぷりは、ここ最近で自分でいちばん驚いたことかもしれない。

*1:おかあさんと呼ばれてもおかしくない歳の癖に。