曽我部恵一BAND TOUR2008 キラキラ!@渋谷CLUB QUATTRO

去年の夏ぶりに、いつも心の片隅に流れているやんちゃな彼らの生の音に触れてきました。
「魔法のバスに乗って」を歌う前、曽我部さんが何気なく
「この曲を20年も30年もずっと歌っていくと思います」
と言ったその言葉には、本当に歌を歌い続ける、という真摯で強い決意があふれていて、その言葉に反応するように涙がぐわっと滲んでいた。すごく、感動した。
音を愛し音を鳴らし続けたい、という理想から、音を愛しているから音を鳴らし続けるという意思へ。音とともに歩いていく決意を目の当たりにしたように思う。
このバンドができた時から何回も、何十回もライヴを見てきた。いつもいつもあたたかい幸せな気分で家路についてきた。でも今日のあたたかさはとびっきり。
それは自分で道を切り拓いていく決意をもった人だけが出せる、強くて優しいあたたかさだった。
この人の声も、書く詞も曲も大好きだけど、何よりも現実にしっかり根をはりながら、まっすぐに愛するもの、ことに正直になれる強さがまぶしくて、憧れで、追わずにはいられない理由なんだと思う、きっと。
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おまけ

超先行ももちろん、買った!