だるいだるい、眠い眠い、とここ数日ずっと思っていたのはどうやら風邪のひきはじめ。
関節と喉が痛い。鼻もぐずぐずしている。
葛根湯と、熱いくらいのミルクティーを飲んだ。
歳をとったら風邪って関節で感じるのだ、と気づく。
金曜日買った眼鏡が嬉しくて、4年目にして初めて、会社に眼鏡をかけて行った。
いつも見慣れた風景が、視界の隅だけわずかに湾曲しているのは不思議な感じがしてなんだかゆらゆらふらふらしてしまう。
自分の手で引いた、まっすぐなはずの赤い線が曲がって見えるのももどかしい。
何人かの人に「かわいい」と言われたのは面映くも嬉しく、眼鏡をかけて外出している自分の姿も馴染んできたけど、眼鏡のレンズを通して外の風景を眺めることは、まだしばらく慣れないだろう。