お休みにふわふわと浮かれていた時期が過ぎ、早起きを心がけつつ、マイペースで過ごしている今日この頃。ドラマティックなことなんてちっとも起こらない、変わり映えしない毎日だけど、なんだかとてもいい気分。
夏の真っ白いカーテンに換えて、少し模様替えをした小さな部屋で本を読んだり居眠りしたり甘いものを食べたり。陽射しが落ち着く頃には外に出て公園のベンチに座ったりいっぱい歩いたり。電車に乗る用事がある時には、おまけで買い物したり久々の街まで足を伸ばして案の定迷ってみたり。
大きかったり小さかったり、今まで過ごしてきた時間にいつも抱えていた焦燥のようなもの、が嘘のように気づいたらなくなっていて、それを時どきふと思い出して不思議な気分になったり。
きっと、こんな気分は全ての歯車が合わさった今だけだから、あと少しだけ、こんな贅沢で我侭な毎日を楽しもうと思う。