きょうはいい天気。五分袖のカットソーにカーゴパンツ、素足にくたびれたオールスターひっかけててくてく目的もなく歩く。
ときどきおっきいトートにいろんなものをつめこみながら。
おっきいトートはとても便利だけど、めいっぱいつめこみたくなってしまってときどきだけど、困り果てる。
溢れかえらんばかりの野菜たちが傷むまえにどう料理しようか?飛び石のお休みはずっとこのことを考えながら過ごすことになりそう。
無印でとても簡素な麻のカーディガンも買った。Vの胸のあきがさりげなくきれいで。ボタンを貝のものにつけかえたら、きっとずっと、こなれきるまで着続けていくものになる。こういう思いでクローゼットを埋めていくことが愉快でほんのり幸せで、今の私にはしっくりくる。

アイスを食べながら休憩した公園では鯉のぼりが舞っていた。
携帯カメラを空にかざしていると、そばの芝生にいた小さい子が
「あー魚が泳いでるー」
と嬉しそうに跳ねた。
君の、その視線はまっすぐでとても正しい、と思った。
そんな休日。