日曜日に作った苺のジャム。
今朝パンにつけて食べようと思ったらどんなに力をこめても蓋が開かない。
会社に持っていって他の人に開けてもらった。
こんなちいさなことが、ひとりで孤独感を消化しないといけない時よりもっとずっと寂しくてやりきれない瞬間だったりする。
お気に入りなはずの一人暮らしなのに、時おりむなしい。
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火曜日はわたしの中でずっとなぜか図書館の日。今日も早足で向かったけど3分遅くてブックポストに読み終えた本を入れる。同僚とのおしゃべりがほんの少し、長びいたから。
彼女には今日、耳を疑うような発言をされたできごとがあって、だけど彼女はいつもとちっとも変わらない様子で仕事をすすめていて、私はこのとき初めて知って、とても驚き、憤った。
「Tちゃん、本当に本当にがんばったね。」月並みだけどこの言葉しか出てこなかった。彼女のきちんとわきまえた大人の態度に、心からこの言葉を何回も何回も鸚鵡のようにくりかえした。
私は自分を信じて揺らがなかった彼女のことを友達として、大切な人として、とても尊敬します。
もっと日々に心を砕いていたら、もっとたくさん掛けるべき言葉が出てきたのに。ただ憤ってばかりの自分が不甲斐なかった。ふわふわしてても、大切な人はめいっぱい包んであげられるように、芯は揺らがない人に、なりたい。なりたいのに、そこにはいつになったら辿りつけるんだろう。