ちょっと遅くなったついでに会社からひとつ離れた駅まで歩いた。
終わり30分、ひさびさにあの人とたくさん喋って笑いあって、少し浮かれていたので。
ひっそりとした公園の桜の木、一本だけ不思議なくらい満開で、あたまの上にひらひらと花びらが舞った。
毎日はとても静かだけど、いちにちの終わりになんて今日もめまぐるしかったのだろう、と思う。いつも。たとえ何もしなかったいちにちでも。
今日の玄米は、ふんわりしすぎてあまり好みの歯ざわりではなかった。だけど甘辛に炒め煮した蓮根はとてもいい歯ざわりだった。