読了：２００８（０１５）

向田邦子をめぐる17の物語

ひょんなきっかけ*1で向田邦子熱が再燃し(ずっとこうありたいと思う女性の一人ではあるのだけど)、そういえば部屋のどっかにあったよな･･･と再読。
各人、彼女のことを「凛とした」と表現しているが、そしてそれは確かなことだけど、小林亜星が表している「烈女」、これこそが彼女の核心をついた表現だと思う。
収められているエッセイがどれも滋味深くてぐっとくるのです。
彼女レシピのひとつ、さつまいものレモン煮は本当に美味しくて大好き。久しぶりに作ってみよう。

*1:会社で寺内貫太郎一家の話になった。