帰り道、ちょうど渋谷で電車が止まる。珍しく座れ、ちょうど読んでいる本が佳境だったのでのんびり待つか、なんてゆったりしてたけど、復旧の目処がたたないと何度も繰り返すアナウンスを聞いて、歩いて帰ることにした。抜けた改札にはロープが張られ、なんだかちょっと物騒。
去年よりちょっとだけこの季節が好きになったけど、スパッツとパンプスから覗いている素足は凍えて、いつもあっというまに感じる道のりが、今日はすごくすごく長く感じた。
ふと気づいたこと。夏はその時の空気や太陽そのままを楽しんで 冬はこの先に訪れる季節の空気をイメージして楽しんでいる。
どちらも、それらを意識するときは、こころもちわくわくできて、つかの間うっとりする。