読了:2007さいご&2008(001、002)

年末年始にかけて

愛情生活

愛情生活

何度目かの読了。この2人のダサくて、あからさまで、だけどスタイリッシュな日々が最後の荒木さんの手書きのあとがき(ようなもの)読み終えたあとに決まってじんわりとしてしまう。
陽子さんのいつまでも女で、また情人であろうとする姿もいじらしくて夫婦っていいなと読むたびいつも思う。
ブラフマンの埋葬

ブラフマンの埋葬

ブラフマンはどんな姿、形だったんだろう?
リス?犬?豚?はたまたイルカ?
そんな想像が楽しかった。
ハイドラ

ハイドラ

言葉になんて出来ようもない、生理的に好む好まないのみで体が動く、すっごく女性的な小説だな、と思った。あえて書かなかったのだと思うけど、できる事なら委ねられたままではなく、それぞれのもっと心で思っていること、を覗かせて欲しかった。