本日読了

むかしのはなし

むかしのはなし

しばらくは、この人の書いたものはすごいとしか感想が出ないかも。
それくらい今の気分にテンポがぴったりと合う。物語の駆け抜けかた、巧みさ、えぐりすぎず色を委ねる感じが、いい。(でも書きたいことは明確にきっちり書いているところといい。)
この本は、今がむかしばなしだったら、のお話。
最後の最後にやっとつながりに気づいた。逃れられない運命について。
もう一度読んだらまた新しい発見がありそうで、読み終わったばかりなのにまたページをぱらぱらとめくっている。